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■ボランティア運営経費
NVNは2月8日のNHKラジオ放送から、生計の目途が立った
ボランティアのための支援金募集を呼び掛ける。公的に認められていなければ集められない。社協等の公の支援金が申請できるが手続きが複雑で、誰でもが受けられない
■提案
・物資の有効転換
長期備蓄冬物再配布継続配布廃棄処分有効転用と現金化
・災害時の緊急対応
ボランティアは青 行政は白
・NTTは公衆電話を無料にすべき
■社会福祉協議会との作業のすみわけ
・1ヵ月間は、地元市社協自体が被害を受けていることと、被災者が福祉会館にも集まったため、救援活動ができず、大阪府社協が応援に来ていた。
・大阪府社協とは、福祉関連の救援活動は社協の仕事で、一般作業(救援物資等)はNVNとし、お互いに人と情報を交換した。
・西宮市社協が活動できるようになってからは、NVNは『福祉活動』を一切せず、社協の専門とし、その下請け的作業に従事した。市当局と社協の3者会議を開き、6月から正式にすみわを行った。
在宅高齢者の訪問ケア=社協・保健婦をYMCAが輸送
二次避難所の運営=社協が施設を提供、NVNがボランティアを派遣
仮設住宅風呂の踏み台=NVN・YMCAが集めて社協が配布
救援物資=NVNが集めて社協が配布
夏休み体験ボランティア=県社協が集めてNVNが宿舎提供
県の救援米配布=全戸配布はNVNが行い、被災者には社協が案内
■行政の「公平平等」原則で対応できないことへの参画
? 第二避難所開設と運営
避難所生活を継続すると、発病や障害の危険を予測される被災者(老人)を専門にした介護付避難所をボランティアの自主運営で開設。費用・設備は市当局が負担。6月以降は市市社会福祉協議会に委託
? 公的救援物資の配付
県の保有物資8〜9月1万7千仮設住宅への米(10?)の配付

 

 

 

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